はじめまして、学芸大学のゆとり会議室です。お声がけいただきまして、初めて筆を取らせて頂きます。
学大チャリティマスクプロジェクトの成り立ち、企画概要、結果や今後などをまとめましたのでご一読頂けたら幸いです。
学大マスクプロジェクトの始まり
5月某日、学芸大学駅の旬なニュースがリアルタイムで投稿されるLINEのオープンチャット「I LOVE 学大」で、とある投稿が目に止まった。


みらいこども財団という団体が、虐待などの事情があって児童養護施設に入っている子供や職員の方にマスクを配るボランティアをしているという。その為のマスクの寄付を募っているということだった。
東北の震災、九州の大雨、かつての自分なら、何かをしたいと思っても何も出来ずにいた。
でも今は違う。
「ゆとり会議室」という訳の分からない名前だが、お店を持つ立場になった。
「ゆとり会議室」という名前は自分でもセンスはあまり感じられない。だが、想いだけは一丁前だから困ってしまう。

すぐにみらいこども財団さんへ電話し、詳細を確認。学大中のマスクを集めて送ることにした。何気ないこの行動が、後にとんでもない事に発展するとはこの時は思ってもみなかった。
【マスクあまってませんか?😷】
使っていないマスクを児童養護施設の子供や先生達に送ろうプロジェクト実施中です。
※学大オープンチャットで発足した企画「学大チャリティーマスクプロジェクト」です。 https://t.co/v9a2ZGenYK拡散お願いします!!🙇🙇🙇#gakudai #学大 #学芸大学 #東横線 pic.twitter.com/xUZDpnIsQp
— I LOVE 学大【東急東横線 学芸大学駅】@ #学大エール飯 プロジェクト実施中! (@gakudaidai) May 18, 2020
TwitterやFacebookなどでも告知。多くの反響が。
マスクがどんどん集まってくる…!

当初は常連さんにもらった2枚のマスクも、日を追うごとにその数を増していった。届けに来てくださった方々は皆一様に「必要としている人がいるなら使って欲しい」という心温まる言葉も添えてくださった。この声も届けば良いのにとただ願うばかりである。

マスクを届けに訪れる人は連日のように続き、なぜか私は日本昔話の笠地蔵を思い出していた。
自分の中でもこれほど集まるとは思っておらず、この量でもかなり驚いた。改めてこの学芸大学にお店を出してよかったと思わされるのも無理はない。

「おん!???」
ダンボールが届いた。中身は全てマスク。とある社長さんが社員さんのために買ったものだったがテレワークで使わなくなってしまったという。
高く積み上がったマスクの壁。アベノマスクも大量に届けられた。
後ろに写り込んだキッチンののすけと、近くのセブンイレブンへ配達手続きに
結局、1回目の寄付ではなんと1500枚以上のマスクが集まった。しかも地域を挙げて寄付をしたのは日本広しといえど、この学芸大学駅だけだったらしい。学大に来て半年の人間なのに自分の地元のことのように嬉しかった。
第二回学大マスクプロジェクトの概要※現在は終了しています
第2回は、明日5/28(木)に送る予定。なので、受付は本日5/27(水)20時まで。以下に詳細を記載しておくので確認していただけると幸いだ。これから先、地域や街が力を合わせなければいけない瞬間が再びやってくるかもしれない。
どこかの街が震災などで物資を求める声が上がるかもしれない。
この街でなら、きっとほんの少しだけかもしれないが、何か変えられそうな気がする。
【マスク受付店舗】
Pinchos y Whisky ゆとり会議室
- 目黒区鷹番3-12-3 真田ビル1F
- 080-6121-8427
- 11:30~20:00
【送付先】
公益社団法人 みらいこども財団
感謝状が届きました!!!※NEW!!2020/06/17追記



みらいこども財団様のブログでご紹介頂きました!※NEW!!2020/06/29追記
ご紹介ありがとうございます!今後とも宜しくお願い致します。
「当初2枚だったマスクは、最終的に1500枚を超え、全国の児童養護施設に送られることとなりました。学芸大学の皆様の温かいお力添えに、心より御礼申し上げます。今後とも何かあったときは学大民で力を合わせられたらと思います!」ゆとり会議室 安芸
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