※現在は閉店しています。過去の様子は下記からどうぞ。
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せっかくの秋晴れ、気持ちよく運動がしたいけど、思い切ったことはなかなかできないし、そんな道具も持ってない。。。
そう嘆いたことのある方にぴったりな、知る人ぞ知る?!な場所をご紹介したいと思います。
碑文谷公園の中に卓球場がある!
碑文谷公園と言えば、ボートやポニーとのふれあいができるといったイメージが先行していると思います。
お気づきでない方もいらっしゃったと思いますが、卓球場は実はこんなにデデンと構えています。
あまりそれっぽくない門構えなのでちょっと入りづらいと思われた方、わたしも最初はそう思っていました。
恐らく他にも同様に思われた方、結構いると思います(笑)
ここから入ります。
大丈夫、個人宅に迷い込んでる気がしても進んでくださいね!
中に入ると、まず小学校などの体育館を彷彿とさせる床が飛び込んできます。
スリッパの用意はありませんので、男女問わず、靴下を履いてくることをおすすめします。
シューズ着用はマストではないので、そのまま靴下でできます。
冬場の女性はタイツのこともあると思いますが、結構足から冷えるので、荷物じゃなければタイツの上から履く靴下を持ってくるのもいいと思います。
左手に靴箱もありますが、こちらは常連さんが卓球用シューズを入れていらっしゃるようです。
こちらでまず料金を払います。
もし中に誰もいらっしゃらなければ、窓口に設置されているピンポンを押してください。
わたしはピンポンの存在に気がつく前に「こんにちはー!」と呼んでしまいましたが(笑)、それでも出てきてくださいます。
事前にどのくらいの時間利用するのか申告して、受付表に記入し、お支払いを済ませます。
料金体系はこんな感じ。
卓球台は2台あり、空いていればすぐ使えます。
もし空いていなければ、使用されている方が何時まで使う予定になっているのか確認して、待つことができます。
卓球台の横に、ベンチの設置があります。
ラケットと球はお借りすることができます。
わたしは「こっちの方が軽いよ」と教えてもらったほうを使いました。
碑文谷卓球場と印字がされているラケットのほうが少し重いようです。
この歴史を感じるラケット、いいですねぇー。
球は卓球台1台につき1つです。
もちろん既にお持ちの方はご自分のものを持ち込んでいただいてOKです。
あとはもう思うがままに、(ルールを守って)卓球に打ち込むだけ!
30分で十分かと思いきや、結構あっという間なので、わたしはいつも1時間利用します。
意外にもほんのり汗かきます。
わたしはドがつく初心者ですが、時間が経つにつれ慣れてきて、より楽しくなってきますよ。
洗面台と、お手洗い(和式)もあります。
自動販売機等の設置はないです。
中での飲食禁止等の注意書きはないですが、飲食は常識の範囲内で可能と言ったところでしょうか。
私はこの日はコンビニで買った飲み物を持参しました。
歴史を感じさせる、年中無休の卓球場はいつ出来たの?
先ほどラケットもそうですが、とても歴史を感じる卓球場です。
帰り際、ラケットを返す時におじいちゃん館長(?)にお話を伺ってみると、なんと80年もやってるんですって!
80年前って事は1935年!昭和10年!?
え、すごい…
この年は戦前で、まだ中国が満州で、築地市場が開場し、エルヴィス・プレスリーさんや美輪明宏さんが生まれた年です(笑)
西口の源平が50年位らしいので、これは現存する学大のお店で一番古いのではないでしょうか。
しかも年中無休!
聞いたとき、びっくりしすぎて「ええええ?!」って本当に叫んじゃいましたよ。
朝は10時からやっていて、午後は大体17時過ぎに閉めるそう。
お客さんが来ないから閉めるというスタイルのようなので、17時までに必ず撤退しないとだめ!という感じではなさそうです。
おじいちゃん館長曰く、午前中は10年来の利用者が来ていることが多いようですが、午後は比較的空いているようです。
なので、午後が狙い目と仰っていました。
個人練習にも、デートにも、親子の交流にも!
中には、お一人で練習するために自前の球をいくつか持ち込んで、打ち切っては拾い、打ち切っては拾い、を繰り返している方もいらっしゃり、楽しみ方はそれぞれです。
今回わたしが行ったときには若いカップルが、帰り際には親子とお一人で練習されている方がいて、老若男女に長く長く愛されているんだなぁと感じました。
どんどん洗練されていく学芸大学ですが、こういう場所が残っていることも大きな魅力の一つだなぁと思います。
これから忘年会やお正月など、恒例?の体重増加期間がやってきますが(笑)、なんだかちょっと懐かしくなるような卓球場で、あなたも汗を流してみませんか?
おまけ
どなたかメガネの忘れ物がありましたよ!
(2015.11.18 追記) おまけ その2
友人から得た情報によると、「ドクターX 外科医・大門未知子」という米倉涼子さん主演ドラマのロケ地でもあったようです!
作中には3回出てきたようです。(第二シーズン7話、9話、第三シーズン7話)
残念ながら、わたしはこのドラマを見たことがなかったのですが、こうやって人づてに新たな情報が舞い込んでくるのは嬉しい限りです。
碑文谷卓球場
住所:目黒区碑文谷6丁目9−5(碑文谷公園内)
電話:03-3711-0753
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