過去回帰妄想はおっさん達の悪癖ですよ?
そんな若者の声が聞こえて来そうですが聞こえないフリして書き進めてみます。
東口に変な変わったお店があります。
入り口には昔懐かしいガチャガチャ(って今でも言うのかな・・・)、ラーメンの提灯に妙なポスターに風鈴でなんだかにぎやかな店構え、
ここがエビス参です。
何屋さん?カテゴリー上はもつ屋さん
もつ屋さん、でなんとなく置いてある食べ物呑み物がわかってしまう人はやはりおっさんなのかも知れません。たまに少し歳の離れた若者と話すとよくわかります。居酒屋じゃないんすか?モツ焼きってこてっちゃんじゃないのですか?もつ焼き、焼きトンなんて言い方もするのでしょうか。「豚の内蔵のいろんな部位の串焼き」これがわかりやすいのかも。ハラミ、レバー、タン、ハツ・・なんとなく聞いた事はありますでしょうか。幸い学大には大膳やきんかと言った美味しいもつ焼き屋さんが他にもありますがあえて今回エビス参を選んだのは完全な個人的見解というやつです。
僕が最初にこのお店に来た理由は実にあっさりしていて
「から揚げと牛すじ煮込みが喰いてい・・・」からでした。
もつ焼きじゃないんかい!は、はい。
いわゆるチェーン店居酒屋で一人呑みもなんだか違う気がしてなんとなく行き着いたお店。ここではもつ焼き以外にもたこ焼きやらチャーハンや鍋やらいろいろ楽しめます。僕は未体験ですがとんこつらーめんも自慢の一品だとか笑 もちろんもつ焼きも美味しいですよ。レバかつ等の揚げ物、低温調理法を駆使した刺身風な疑似レバ刺しなど新メニューも。日本酒もなかなか揃ってます。表面的に言えばこれらの多様なお料理とドリンクを実に手頃なお値段で楽しめるお店です。
どこか懐かしい居心地に惹かれて
が、それだけじゃねーでしょ?もっとこうアレでしょ?と熱いヤジを飛ばしてくれそうな方々が居ます。お店をこよなく愛する人達、通称エビラーと呼ばれる存在です。
恐らく多くのエビラーは切り盛りしている愉快なスタッフさん達、そして彼等が作り出す空間、雰囲気が大好きなのではないでしょうか。かく言う僕もそうだったりします。昔々ガテン系のバイトをしていた時に親方が連れて行ってくれた下町の大衆酒場を思い出します。
どこもかしこもワイワイガヤガヤ、威勢のいいかけ声、いつも忙しそうにたくさんのグラスを抱えてるスタッフさん、額に汗しながらも笑顔の絶えない焼き場。
とにかく細かい事を気にせずここではどどんと食べて呑む!野球観戦しながら1人で呑むもよし、テーブルで会社の未来を憂い語り呑んでもよし、たくさんの人数で座敷を占拠し呑み倒すもよし、たくさん笑ってたくさん語ってたくさん呑んで、そんな酒場です。
行けばいつの間にかエビラーになってしまうかも、なってしまってるかも。
追記、エビス参スタンプカードは給料日前のお財布の強い味方です(←最重要連絡)
住所:東京都目黒区鷹番2-20-12
TEL:03-3791-3719
営業時間:16時OPEN
24時ラストオーダー
25時CLOSE
夜10時以降入店可、日曜営業
定休日:年中無休
席数:49席 (カウンター12席、テーブル席21席、掘りごたつ座敷16席)
全面喫煙可
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